以前勤めていた会社でのこと。出勤したら、会社の前に気の弱そうなお兄さんが立っていました。その会社はちょっと階段を上らないと入れないんですが、その階段を上がったところらへんで、立っていたのです。で、私が近づくと、Aさんですか?と聞くのです。
でも、Aさんは男性、しかも私よりも20は年上なんで、何のことやら・・・と思ったら、どうもそのお兄さんは出勤する人全員に聞いていたのです。
あとでわかったのですが、その人は消費者金融の社員さんで、Aさんの返済が遅れているのでその取り立てに来たとのことでした。でも、Aさんはその日以来、雲隠れ。消費者金融のお兄さんは無駄足となってしまいました。
Aさんはそこだけではなくいろいろなとこからお金を借りていたようで、締め日には会社にもガンガン電話がかかってきて、辟易しました。給料を差し押さえることはできるかとか、ちょっと怖めの人から電話がかかってきたりとか、なかなか普通ではできない体験でした。
ちなみに、そういった電話がかかってきたとき、名前を聞かれたら面倒なので「山田です」と答えていたのですが、ある日、電話を取った同僚が「ねえ、山田さんいますかって言ってるんだけど、何だろうまた変な電話かなぁ?」といぶかしげに言っておりました。
ということがあったので、私の中で消費者金融というのはちょっと怖いものというイメージができてしまいました。